SOLIDWORKSのプロパティタブビルダーの使い方 その1

前回のユーザー定義プロパティの記事では、『ファイル』-『プロパティ』から文書情報ダイアログを開き、ユーザー定義プロパティを入力する方法を書きました。

 

しかし、毎回プロパティからユーザー定義プロパティにアクセスするのは非常に面倒くさいです。

しかも、運用していく中で入力忘れなどにより『ユーザー定義プロパティ』が、だんだんと使わなくなる可能性があります

 

そこで、Solidworksの画面右にある『タスクパネル』内の『ユーザー定義プロパティタブ』からユーザー定義プロパティにアクセスできるようにして、ユーザー定義プロパティをより使いやすくしていきます。

ただし、最初は設定がされていない状態では図のように何も表示されていません。

ここでユーザー定義プロパティを入力できるようにするには、『プロパティタブビルダー』で【プロパティテンプレート】というものを作成する必要があります

 

今回から、その『プロパティタブビルダー』の使い方について書いていきます。

プロパティタブビルダーを起動する

スタートメニューから『SOLIDWORKSツール』を開き、その中にある『プロパティタブビルダー』をクリックするとプロパティタブビルダーが立ち上がります。

プロパティタブビルダーの画面構成

『プロパティテンプレート』は『コントロール』と呼ばれる構成部品を組み合わせて作っていきます。

画面左にある以下の6つが『コントロール』になります。

グループボックス

まずは必ずグループボックスが必要になります。

この中にしか、【テキストボックス・リスト・番号・チェックボックス・ラジオボタン】の各コントロールを配置することができません。

テキストボックス

テキストを入力するためのものになります。

入力タイプはユーザー定義プロパティで説明した【テキスト・日付・はい/いいえ】の3つになります。

リスト

リストは予め入力して用意しておいたものをリスト形式で表示してくれます。

プロパティタブビルダーで直接入力してもいいですし、テキストファイルやExcelファイルを使用することもできます。

メンテナンスを考えた場合、テキストファイルやExcelファイルを使ったほうがいいでしょう。

番号

数字のみを入力できるものになります。

右端に、数値増減の矢印が表示されるのが特徴です。

チェックボックス

【このチェックボックスにチェックが入った場合はこの『コントロール』を表示】みたいに表示するコントロールを制御することができます

ラジオボタン

【このラジオボタンが選ばれている場合はこの『コントロール』を表示】みたいに表示するコントロールを制御することができます

リストグループ

最初に説明した『グループボックス』とは違い、リストのみを使うことができる『コントロール』です。

データの入力と修正はExcelシートしか扱うことができません。

詳しい使い方は次回にします。

テンプレートのタイプ【部品・アセンブリ・図面・溶接】を選択

『プロパティタブビルダー』を立ち上げた状態だと、画面右側のコントロール属性は図のよう【メッセージ】と【タイプ】に関して表示されています。

もし違う場合は、『コントロール』が選択されてしまっているので真ん中の欄のグループボックスの外側をクリックして『コントロール』の選択を解除してください。

画面右の『コントロール属性』の欄のタイプの部分(最初は部品)をクリックすると図のように

  • 部品
  • アセンブリ
  • 図面
  • 溶接

が選択できます。

このタイプの選択によって、『プロパティテンプレート』が

  • 部品用のテンプレート
  • アセンブリ用のテンプレート
  • 図面用のテンプレート
  • 溶接用のテンプレート

という4種類作ることができるようになります。

この4つはファイルの拡張子が違うため、部品のテンプレートはアセンブリや図面では使用できません

そのため、部品に使用するテンプレートなら『部品』、アセンブリに使用するテンプレートなら『アセンブリ』を選択してください。

今回は『部品』ですすめていきます。

プロパティタブビルダーで保存して、テンプレートファイルを作る

まだ、【グループボックス】しか配置していませんが保存してみましょう。

『プロパティタブビルダー』の上部の保存マークから、【指定保存】を選びます。

『プロパティテンプレートの保存』ダイアログが表示されます。

ダイアログのファイルの種類を見ると【Solidworks部品プロパティテンプレート(*.prtprp)】だけが選択でき、部品用のプロパティであることがわかります。

アセンブリは【Solidworksアセンブリプロパティテンプレート(*.asmprp)】

図面は【Solidworksアセンブリプロパティテンプレート(*.drwprp)】

溶接は【Solidworks weldment properties template(*.wldprp)】

となります。

今回は、【部品.prtprp】というファイル名で保存をしておきます。

 

では、実際に『コントロール』を配置して設定する方法については次回から説明していきます。

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