SOLIDWORKSのプロパティタブビルダーの使い方 その2

前回の記事では、ユーザー定義プロパティのタスクパネルに表示できるようにするプロパティタブビルダーの立ち上げからコントロールの説明をしました。

今回はプロパティタブビルダーを使って実際にプロパティテンプレートを作っていきます。

コントロールの配置と削除

まずは、『コントロール』の設置と削除方法についてです。

『コントロール』の設置は、左の欄から真ん中の欄にドラッグ・アンド・ドロップして真ん中の欄に配置します。

コントロールの削除は、グループボックス上で右クリックをすると『削除』と表示されるので、クリックすることで削除できます。

グループボックス

『コントロール』を入れる入れ物で、必ず最初に配置します。

プロパティタブビルダーを立ち上げると、一つグループボックスがプロパティタブビルダーの真ん中の欄に配置されています。

グループボックスのコントロール属性の設定は2つになります。

キャプション

グループボックスのタイトルです。

図のようにキャプションに「部品」と入力するとグループボックスの表示が「部品」となります。

ユーザー定義プロパティの属性

『デフォルト』は、Solidworksのファイルでプロパティテンプレートを呼び出したとき、

『展開』ならグループボックスを展開した状態で表示

『収縮』ならグループボックスを収縮した状態で表示

今回は『展開』状態で表示されるようにします。

テキストボックス

テキスト値を入力するために使用するので、一番使用頻度が高いでしょう。

テキストボックスのコントロール属性の設定は5つになります。

キャプション

テキストボックスのタイトルです。

図のようにキャプションに「部品名」と入力するとテキストボックスの表示が「部品」となります。

次に出てくる、【ユーザー定義プロパティの属性】の名前と同じにすると、実際の運用では分かりやすいです。

ユーザー定義プロパティ属性

『名前』は、プロパティ名となります。

今回は、『キャプション』と同じ「部品名」としています。

『タイプ』は『値/テキスト表現』に入力できる値の型を決めます。

以下の3つから入力タイプを指定できます。

  • テキスト・・・自由入力
  • 日付・・・日付のみ(yyyy/mm/dd)
  • はい/いいえ・・・『yes』か『no』のみ

 

『値』はユーザー定義プロパティの値になります。

タスクパネルのユーザー定義プロパティから入力することになるので、空欄にしておきます。

 

『コンフィギュレーション』は、ユーザー定義プロパティを「ユーザー定義タブ」への表示にするか、「コンフィギュレーション特有タブ」への表示にするかを選びます。

右側のアイコンを選択すると「コンフィギュレーション特有タブ」に

左側のアイコンを選択すると「ユーザー定義タブ」になります。

リスト

リストは、プロパティ値を選択式にするときに使用します。

例へば「名前」などの入力のように決まった入力値しかない場合は、リストにすると入力ミスが減ります。

リストのコントロール属性の設定は5つになります。

キャプション

リストのタイトルです。

図のようにキャプションに「設計者」と入力するとリストの表示が「設計者」となります。

ユーザー定義プロパティ属性

『名前』は、プロパティ名となります。

今回は、『キャプション』と同じ「設計者」としています。

『Type』は値となるリストをどのような方法で作成するのかを決めます。

1.【リスト】を選択したとき

値の場所に直接入力してリストを作成していきます。

2.【テキストファイル】を選択したとき

まずはテキストファイルを作成します。

今回は「設計者」というテキストファイルを作りました。

『Type』をテキストファイルにすると「パス」が表示されるので、右端の[…]をクリックして、テキストファイルを開きます。

そうすると「バス」の場所にテキストファイルのフォルダパスが入力されます。

これで実際の表示には、テキストファイルの内容がリスト表示されます。

3.【Excelファイル】を選択したとき

こちらはExcelファイルを作成します。

この後も使用するので「ユーザー定義プロパティ」というExcelファイルを作りました。

テキストファイルと同様に、パスの場所でExcelファイルを選びます。

【範囲】は、どのシートのどのセルを使用するかを入力します。

今回は、シート名「Sheet1」のセルは「A3」から「A6」になるので、【範囲】のところに「Sheet1(A3:A6)」と入力します。

 

『ユーザー定義値の割り当て』は、リストにユーザーが入力を可能にするかどうかのチェックです。

チェックが入っていないときは値の入力欄が灰色になっていて、ユーザーが値を入力することができない状態です。

チェックを入れると入力欄が白くなり、ユーザーが任意の値を入力できようになります。

「リストにしたいけれどもリスト以外の内容も入力したときがある」というときは、チェックを入れておきましょう。

『コンフィギュレーション』はリストと同じです。

番号

番号は、入力値を数値に限定したいときに使用します。

半角数字しか入力できないため、数字の部分に文字を入れてしまうなどのミスを防ぐことができます。

番号のコントロール属性の設定は3つになります。

キャプション

番号のタイトルです。

図のようにキャプションに「個数」と入力するとリストの表示が「個数」となります。

ユーザー定義プロパティ属性

『名前』は、プロパティ名となります。

今回は、『キャプション』と同じ「個数」とします。

『値』はユーザー定義プロパティの値になります。

モデルを作っているので、最低1個は使用するので「1」と入力しておきます。

『コンフィギュレーション』はリストと同じです。

 

長くなるため、次回に持ち越しとします。

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