SOLIDWORKSタスクパネルのユーザー定義プロパティ入力方法

前回、タスクパネルでユーザー定義プロパティを入力できるようにしたので、今回は実際のユーザー定義プロパティの入力についてです。

特別難しいことはないのですが、ちょっとした注意点などを書いていきます。

テキストボックスの入力

今回、簡単に作成したプロパティテンプレートを使用します。

下の図で、赤枠で囲った部分がテキストボックス

テキストボックスは、指定されたタイプ以外の値を入力できません。

タイプで「テキスト」を選択

【部品名】【機種】【規格】【図番】はタイプが「テキスト」なので、どのような文字でも入力できます。

【材料】はタイプは「テキスト」ですが、SOLIDWORKSの材料指定にしています。

材料が指定されていない場合は、右にある「▼」をクリックすると『材料編集』や主な材料が表示されます。

材料を入力できそうですが、キャンセルされてしまうため必ずSOLIDWORKSの『材料編集』から材料を選択する必要があります。

 

今回は材料で説明しましたが、密度や質量などはモデルを作りと材料を指定すれば、自動で値が入力されます。

その他「重心位置」など色々と自動入力にすることができるので試してみてください。

 

また、ユーザー定義プロパティにはモデル寸法なども反映させることができるので、材料寸法を自動で入力させるということも可能です。

タイプで「日付」を選択

【作成日】はタイプが「日付」となっています。

「日付」を選んだ場合は、「yyyy/mm/dd」の形以外の入力はキャンセルされます。

また、右にある「▼」をクリックするとカレンダーから日付を選択することができます。

タイプで「はい/いいえ」

【左右あり】はタイプが「はい/いいえ」となっています。

タイプで「はい/いいえ」を選んだ場合は、図のように【Yes/No】の選択式になります。

リストの入力

下の図で、赤枠で囲った【設計者】【承認者】がリストになります。

プロパティタブビルダーで作成したリスト内容を選択することができます。

『ユーザー定義値の割り当て』にチェックが入っているため、どのような文字でも入力することができるようにしています。

番号の入力

下の図で、赤枠で囲った【個数】が番号になります。

半角の数字のみが入力できます。

半角の数字以外を入力して、『適用』などをクリックした場合、プロパティタブビルダーで設定した初期値に戻されます。

上図では、初期値が「1」なので、半角数字以外を入力した場合は「1」になります。

ユーザー定義プロパティが作成されるタイミング

タスクパネル上にプロパティタブビルダーで作成したものが表示されていても、ユーザー定義プロパティが作成されているわけではありません。

『適用』をクリックする

もしくは、ユーザー定義プロパティの内容を変更して、他の作業をしようとしたときに作成されます。

少し注意が必要なのは、このダイアログのときに「はい」「いいえ」のどちらをクリックしてもユーザー定義プロパティが作成されます。

「はい」をクリックすると、それまでの入力変更が反映されます。

ユーザー定義プロパティの入力内容をリセットする

ユーザー定義プロパティの内容を入力や変更した際に、もとに戻したいときがあると思います。

『適用』をクリックした後などは戻すことはできませんが、その前であれば『リセット』をクリックすると入力欄がもとに戻ります。

チェックボックスとラジオボタン使用時の注意点

チェックボックスとラジオボタンを使用するとき、注意する点があります。

少し簡単なプロパティテンプレートを作ってみました。

【チェックボックスON】

【チェックボックスOFF】

【チェックボックスOFF】の状態で『適用』をクリックしてみます。

このとき、ユーザー定義プロパティには『品番』が作成されていません。

今度は【チェックボックスON】にして『適用』をクリックします。

ユーザー定義プロパティに『品番』が作成されています。

ただし、この状態から【チェックボックスOFF】にしてもユーザー定義プロパティの品番は残ったままになります。

 

チェックボックスとラジオボタンで『コントロール』の表示・非表示を行う場合、一度表示にして値を入力してしまったユーザー定義プロパティは削除されません。

そのため、入力ミスをしてしまった場合にユーザー定義プロパティの値がそのまま残ってしまい、後ほどちょっとしたミスにつながる可能性があります。

 

チェックボックスやラジオボタンで『コントロール』の表示・非表示を行いたい場合は運用面でも気をつける必要があります。

アセンブリからユーザー定義プロパティを入力

ユーザー定義プロパティで機種名や設計者名など、現在作業しているモデルに全て同じ内容を入力したい場合があります。

また同じ内容ではなくても、部品のファイルを一つづつ開きながらプロパティ値を入力していくのは手間です。

 

そんな時は、アセンブリから効率よくユーザー定義プロパティの値を入力することができます

部品のユーザー定義プロパティを入力する

アセンブリで部品を選択すると、タスクパネル上にその部品のユーザー定義プロパティ値が表示されます。

アセンブリに含まれる、部品・サブアセンブリはこのようにアセンブリ上でユーザー定義プロパティを変更し、アセンブリ保存時に『全て保存』とすれば、それぞれのファイルを開いてプロパティ値の入力や修正をする必要がありません。

同じプロパティ値を一括入力する

製品などを設計している場合、項目によっては全てのモデルで同じプロパティ値を入力する必要が出てきます。

その場合、全ての部品やアセンブリに一つずつ同じ内容を入力していくのは手間となります。

この場合もタスクパネルであれば一括で入力できます。

 

例へば、【機種名】と【設計者名】は全ての部品で同じ内容を入力したいとします。

その時は、アセンブリに含まれる部品を全て選択します。

そうすると、ユーザー定義プロパティに『選択アイテム』という欄が表示され、今選択されている部品名が全て表示されます。

本題の前に【部品名】が【***】で表示されていますが、その説明をします。

【部品名】にはあらかじめ、それぞれの名前が入力されていて、部品によって入力内容が違います。

部品によってプロパティ値が違う場合は、このように【***】で表示されるので慌てて修正してしまう、ということがないようにしましょう。

 

今回、全ての部品に【機種】のプロパティ値を「製品A」、【設計者名】をリストから「高橋」を選び、『適用』をクリックします。

そうすると、全ての部品の機種名と設計者名に同じ内容が入力されます。

 

ただし、同じ項目内容であってもプロパティテンプレートが違うものや部品とアセンブリは一括入力できません

 

 

ここまでプロパティタブビルダーの使い方から入力まで書いてきましたが、ひとまずここで区切りとします。

ユーザー定義プロパティに関してはまだ書きたい内容があるので、またの機会にと思っています。

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