SOLIDWORKSのシステムオプションで最低限知っておきたい設定その4

システムオプションの設定はこれで最後になります。

最後は穴ウィザード/Toolboxです。

穴ウィザードとToolboxがよくわからない人もいるかもしれませんが、設定によってこういうことが起こるんだと理解すれば問題ありません。

 

ただし、大切なことを書いているので最後までしっかりと読んでください。

穴ウィザード/Toolboxの設定方法

『このフォルダをToolbox構成部品のデフォルト検索フォルダに指定』が重要

『このフォルダをToolbox構成部品のデフォルト検索フォルダに指定』はモデルに直接影響するため、必ずチェックを外しておきます。

SOLIDWORKS構成部品というのは、アセンブリ内にある、ネジのアイコンが付いている部品のことをいいます。

Toolboxから部品を作ると必ずこのマークになります。

ちなみに、Toolbox構成部品は普通に部品に変えることはできますが、ネジなどはToolboxであることに利点があるため普通はそのままで使います。

 

さて『このフォルダをToolbox構成部品のデフォルト検索フォルダに指定』がどのような機能かを書いていきます。

このチェックボックスは、アセンブリ内にToolbox構成部品が存在したときに、パソコンが参照しているToolboxの中にあるファイルと置き換えるか置き換えないかを決めています。

  • チェックが入っていれば、置き換える。
  • チェックが入っていなければ、置き換えない

 

このチェックボックスのなぜ問題になるのかというと、SOLIDWORKSユーザーのToolboxの使い方が同じではないということにあります。

  • ある会社はToolboxを使わない
  • ある会社はToolboxをカスタマイズしている
  • ある会社はモデリングのためにToolboxを使用している
  • ある会社はToolboxをインストール時のまあ使用している

それぞれToolboxへの向き合い方がバラバラです。

 

そのような状態で、チェックを入れてデータのやり取りをしたらどうなるでしょう。

 

もちろん、全く同じルールの上でSOLIDWORKSを運用している会社同士であれば問題ありません。

しかし、Toolboxの使い方が全く違う会社とのデータのやり取りでは、開く場所によってToolbox構成部品の内容が変わってしまうということです。

もし、そのToolbox構成部品に対応する、ものがToolbox内にないときは、SOLIDWORKSが勝手にそれらしいものを選んで変えてしまいます。

場合によっては、全く違う種類のネジに変わることもあります。

そのため、アセンブリデータが正確だと思って使っていたら、実は間違っていたなんてことになってしまうのです。

 

特にSOLIDWORKSの機能をフル活用しているところほど問題は大きくなります。

スマートファスナーなどを使っていたら穴径まで変わってしまうことがあるためです。

 

 

SOLIDWORKSでToolboxという機能がある以上「自社は使わないから問題ない」という話にはなりません。

実際、ネジなどのモデルはToolboxから作るのが一番はやいし、干渉チェックなどでは除外設定ができるなど便利な点もあります。

使うメリットがたくさんあるのです。

 

そのため、たとえ自分の会社ではToolboxを使わないとしても、必ず『このフォルダをToolbox構成部品のデフォルト検索フォルダに指定』チェックは外しておきましょう

 

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