SOLIDWORKSのアセンブリで部品が見つからない:外部参照を理解する

SOLIDWORKSを使う上で絶対に知っておかなくてはいけないのが、外部参照と言われるファイルのリンク関係です。

 

外部参照を理解していれば、SOLIDWORKSのファイル管理で「やっていいこと」と「やってはいけないこと」がはっきりと分かるようになります。

そうすれば、「アセンブリで部品が見つからない」ということもなくなるし、もし何か起きても素早く対応ができます。

 

できるだけ、分かりやすく説明しているので、完璧に覚えてしまいましょう。

SOLIDWORKSのアセンブリで部品が見つからない:外部参照を理解する

SOLIDWORKSで外部参照(ファイルリンク)の情報を持っているのは?

このようなアセンブリ、アセンブリの構成部品、図面のファイルが存在するとき、外部参照情報を持っているのは、どのファイルになるでしょうか?

外部参照を持っているのは、下図のオレンジの枠に囲まれたアセンブリと図面になります。

SOLIDWORKSの外部参照は一方通行

SOLIDWORKSの外部参照というのは、下図のように『自分自身がこのファイルを使用している』という一方通行の情報でしかありません。

そのため部品は、外部参照の情報を全くもっていないのです。

SOLIDWORKSの部品は、自分がどこで使用されているか全くわからない

さきほど書いたように部品は外部参照の情報を全くもっていません。

そのため、部品は自分自身がどのアセンブリや図面に使用されているのか全く判断ができません

まずはこのことをしっかりと理解することが大切です。

 

そして、部品は自分の名前が変わったことも、場所が移動したことも知らせる方法を持っていません。

だから、部品をWindowsのエクスプローラー上で名前を変えたり、移動したりしてはいけないのです。

SOLIDWORKSでアセンブリが部品が見つからないときは?

アセンブリは開く時に、外部参照の情報をもとに構成部品を探しています。

そのため、外部参照の場所を探しても、部品が見つからない場合は下図のようなダイアログボックスが表示されます。

ファイルの参照

上の図の場合、円錐という部品を手動で見つけて、アセンブリを開きます。

構成部品の抑制

ひとまず、見つからない部品は抑制してアセンブリを開きます。

全ての見つからない構成部品を抑制

複数の構成部品が見つからない場合に、全ての部品を抑制してアセンブリを開きます。

抑制を解除してファイルの参照

アセンブリを開く時に抑制した部品は、右クリックから抑制解除することによってファイルの参照から部品を手動で見つけて、アセンブリで開くことができます。

アセンブリと図面の違い

図面はアセンブリと同じく外部参照を持っているので、自由に移動できます。

しかし、アセンブリとは決定的に違う部分があります。

それは、部品やアセンブリを右クリックして『図面を開く』で図面を呼び出せることです。

外部参照を持っていないファイルから、図面を開くことができます。

しかし、この機能を使うには、部品やアセンブリとファイル名が同じで、同一フォルダ内にあること必要となります。

そのため、基本的には部品やアセンブリと図面はセットで動かすと考えておいたほうがいいでしょう。

SOLIDWORKSのファイルが増えるほど、重要性が増してくる外部参照

動画では簡単なモデルで説明してきたので、大したことがないように感じている人もいるでしょう。

しかし、部品やアセンブリ数が、何万となってきて、しかも部品の共有化をしている。

そのような状態になった時に、部品1つの移動やファイル名の変更がどれだけの範囲に影響するのか誰にも分かりません。

 

場合によっては、アセンブリが崩れてしまうこともあります。

外部参照は、実際に自分でいろいろ試してみて確実に理解するようにしましょう。

 

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